2013年9月17日火曜日

君の味方

目が覚めるたび、さびしさは募るし、絶望は深くなる。隣に誰が寝ていてもそうなんだろうか。どうだろう、わからない。朝方から目が冴えてしまって、もう一度寝付くためには抱きしめてもらわないと、といつも思うのだけど、起きてるかもしれないのにこちらを見てくれなくて寂しいときもあるし、絶対起きないなこれは、というくらい眠っているのが寂しいこともある。だから結局眠れなくなって、薄い鉛筆で線をずっと引くように意識を持ったまま、低空を滑って明るくなるのを待つ。夢の中で名前を呼ばれたことを、思い出している。親しさや愛情は中にくるんで、遠く乾いた三人称。

のどが痛い、と思ったが、のどあめをそういえば持っているということに気づくまで一時間かかった。この頃仕事に行く意欲がなかなか持てなくて、出社する前から帰りたいし、起きる前から眠りたい。始まる前から、終わりたい。

その夜、私は「面倒見がいいのですね」と人から言われたばかりで、でも、母なる面倒見のよさだけではなくて、姉のようなつめたさもあわせもつのが私だから、本当にやさしいってどういうことだろう、っていつも思っている。でも私は、血膿のしたたる思いを抱えきれずに引きずっている人がやっぱり好きで、それはいつもなるべく味方をしたいというような、気持ち。

夜中のことだった。顔が見えないのでわからないけれど、泣いていなければいいな、と思った。言うことと書くこと。その速度の違いを意識すること。何のための遅さであるかを知ること。その上で私は、必要な速さを身につけなければならない。

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