2014年2月6日木曜日

生活に花

家事の中では洗濯がいちばん好きだ。ただし洗って干すところまでで、取り込むのは嫌い。更にそのあとのアイロン掛けは、いちばん嫌いな家事である。可能な限り後回しにして、夜中になるのでもっと嫌いになってしまう。ただし、乾いたタオルをたたむのは好きだ。ふわふわがいいと思っていたころもあったが、今は乾いてばりばりになっているのが頼もしくてよい。

皿洗いも好きだが、拭いて食器棚にしまうのはそう言えばたいして好きでない。先ほどの洗濯の話とあわせて、これがもし片付けが嫌い、ということなのだとしたらあまり人に言わないほうがいい気がしてきた。

鉢植えの、白いラナンキュラスを育てていて「麗しの新妻」という名前をつけて可愛がっている。私はラナンキュラスが大好きで、幾重にもなった花びらが丸く集まっていて「あたくしこそがお花よ」と言う感じで座っているのがいかにも可愛い。植物は好きだが、中でも綺麗な花が咲くのが何より好ましい。野菜、果物などの生活の役に立つものより、庭に植えるなら色のきれいなものがいい。早春には水仙、梅、桃。春には藤と牡丹、芍薬。夏は紅蜀葵に限る。秋ならコスモス、桔梗、それに萩のしげみ。冬には赤く実る桐。

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