2015年8月26日水曜日

ある日(写真)

朝、フォトスタジオの奥さんからメールをもらう。店舗に併設のカフェが、本日は営業しているとのことなので伺う。ここの長女(9)はFに懐いている。私が先にカフェに着くと、Fは来ないのかと、まっさきに訊ねてきた。城崎の子供たちはまったく人見知りをしない。お話をつくって遊ぶのが好きな長女は、物を書いて暮らしているらしい大人の男を、珍しく思いながら慕っている。その様子がかわいくて、つい応援するような気持ちで見てしまう。その長女が、子供のころ生まれる前の記憶を持っていた、というような話を聞きながら、自家製梅ジュースをいただく。日替わりおやつは、グレープフルーツのくりぬきゼリーで、長女と次女が揃って「お母さんのゼリーすごいよ。ほんとのグレープフルーツみたいだよ。見る?見てみる?」 と嬉しそうに教えてくれるので、一切れ注文した。ゼリーをすくって食べているところに、遅れてFが来たので、子供たちはいっそうはしゃいだ。

13時半の列車に乗って一時帰京。東京にいる間に演劇を4本観る。2日後の22時過ぎに城崎温泉駅に到着。Fは私のいない間、山の上の寺のバーベキューにお呼ばれしたり、老舗旅館を見学したり、京都に演劇を観に行ったり、古い城跡に登ったりしていて、執筆は全然しなかった(やや誇張あり) 。

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